株式会社映像設計、創業20周年記念日

企業の周年事業というのは、映像制作業界では商売のひとつのネタですが、こと自分自身のこととなると、まったく無頓着にやってきて、過ぎていきます。

今からちょうど20年前の今日、会社登記を完了させ、オフィスをそれらしく整備しながら、すでに受注していた日々の制作案件に忙しく働いていたことを思い出します。

社員はまだゼロ。

でも会社に出社するのが楽しくて嬉しくて、誰もいないオフィスをあーでもないこーでもないといじくり回していました。

ある日ガランとした部屋に、求人案内広告の営業の女性が飛び込んできて、地下鉄駅に置く無料求人誌に求人を出さないかと言う。ちょうど事務員さんを雇いたいと考えていたので、その場で3万円を現金で渡して、その場で入稿。

しばらくすると掲載された求人を見て、ひとりの女性から電話。すぐにでも面接して欲しいと、その日のうちに(だったと思う)やってきた。

聞くと大手企業の秘書室で長く働いていたが、ご主人の転勤のために辞職。名古屋に来たばかりだと。とても物腰が柔らかく上品で、応対も申し分ないので、その場で採用決定。この求人広告で面接はもちろん電話があったのは、結局彼女ひとりでした。

電話応対、接客、事務、経理すべてにわたってソツなくこなす事務員さんを、こんな偶然のように採用できたことは、我ながらツイテいる、と思っていたのが創業期の僕です。初年度はいきなり売り上げ1億円を超え、こんな楽に会社経営できていいのかしら?なんて思ったものです。

しかししかし、世の中そんなに甘くないのはアタリマエ。その後幾多の経済変動や社会的な事件の度に、社会環境は激変。特に高速通信環境、インターネット、高度で安価な映像機器の普及、進化のために業界は革命的な変革を迫られているのが現在。

弊社もその荒波に揉まれ、呑まれながら、なんとか20年の月日をわたってきたわけです。なーんて、ことをつらつら思い出しながら、創業20周年記念日も普段と変わらず過ぎて行くのであった。

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