B2B映像制作会社のクリエーターはアーチストなのか

たぶん違いますよね。

ならば商業映画(劇場で料金を支払って鑑賞する映画)に関わるクリエーターはアーチストなのかと言えば、これもどうも違う様な気がする。こうした論議をする前に、アーチストの定義をしないといけませんね。

僕が若いころ年長の先輩に言われた分類があります。

この写真は・・・

「アートである」

「アバンギャルドである」

「コマーシャルである」

 

僕なりに解釈したのは、

アート:

誰もが分かるものではないが、美しいとか恐ろしいとか気持ち悪いとか、見る人の感情を顕著に刺激するものであり、よく分からない人にも、それなりに「なんかかわってる」「なんか綺麗」といった気持ちを抱かせる表現物。

 

アバンギャルド:

アートほど難解ではなく、大半の人が共通した感情を抱く表現物。強調点が突出してアンバランス、スノッブな印象を持つことが多いので、一部の人に強い反感や無理解が起こることもある。

 

コマーシャル:

コマーシャルという単語は「仕事の」という意味も持つ。だからデザインやペインティングのスキルをあくまで職業的に利用して、施主の要望を巧みに表現物に替えることを言う。

 

という感じです。

そうすると、B2B映像制作は明らかにコマーシャルな職業であり、決してアーチストの仕事ではないことが明白です。

 

僕が理想としているクリエーター像

生業としてはクリエイターでありながら、自身の発想と目的、テーマのための創作=アートづくりも続けている人がいいなと思います。

広告表現は時代と共に変化するし、クライアントの要望も千差万別なので、表現の引き出しは多ければ多いほど良い。

学生の時に、絵画や彫刻で自由に作品を創っている頃に手に入れた技術や感性も、社会人になったとたん職業クリエーター一本槍となってしまうと、どうもアイデアや表現が枯渇したり、マンネリ化するような気がするからです。

どんな時でも自由な発想で創作に取り組むためにも、幾つになっても、自身のテーマを持ち続けて欲しいと思います。

人はやはりいつも新しいものを見たいと思い、変化することを期待す続ける動物だからです。

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