ビジネス動画とCG・アニメーション

WEB動画というジャンルが現れてもう何年も経ちましたが、人によって捉え方が違っていて、広範な捉え方ではテレビ番組や映画もドーガだと考える人から、アニメやCGでつくった数十秒のムービーをドーガと定義している人もいます。

ここでは、狭義のドーガとして考えられているアニメやCGでつくられたムービーが、実はアニメでもCGでも無いというお話。

アニメーションとは何か

アニメーション、と言うとセル画をコマ撮りしたセルアニメや粘土を使ったクレイアニメが一般的に知られていますが、定義としては「作画された異なるコマ(1カット)を連続的につないで動きを表すこと」ということではないでしょうか(自説です)。

そういう意味ではCGで作画した画像を、一定のコマ数(秒間)で動きを連続させて繋いだ(編集した)ものもアニメーションと呼んで差し支えないでしょう。でも、CGを制作するソフトゥエアには動き自体を生成する機能もあり、A地点からB地点を結ぶ画像は作画しなくても、ソフトウェアが自動的に動かしてくれます。これを収録すればアニメーションと変わらないものができあがります。「CGアニメーション」という造語はこうしたところから生まれたのでしょう。

CGもけっこう曖昧な用語

そもそもCGはコンピュータグラフィックスの略であって、動画だけでなく静止画だってCGはCGです。けれども映像の制作上、打ち合わせで使われる「CG」は大体の場合=動くCGのように使われています。
また、AdobeのAfterEffectsというソフトは、PhotoshopやIllustratorで作画したデザインやオブジェクトを、A地点からB地点に動かす、というようなことができるので、3DstMAXなどのCGソフトウェアのタイムライン上を移動させなくても、見た目モーションCGを作ることができ、一般の人にはこの区別がつかないでしょう。業界的にはAfterEffectsは「編集ソフト」なので(ですよね?)、これで作成したムービーをCGと呼んでしまうのは正直抵抗があります。

ぜんぶ使っている

現実的にはほとんども場合、作画ソフト、CGソフト(ムービー用)、編集ソフトをすべて使って、作りたい映像の性質によって工程を効率的に切り分け、それぞれのソフトウェアが得意な面を利用して制作しています。

 最高の品質とコミュニケーションのため

ですから、我々映像制作関係者がアニメとかCGとか、モーショングラフィックスとか言う場合、一般の人にわかり易い用語を使っているだけで、必ずしも一般的に思われている道具(専用ソフトウエア)を使っているとは限りません。
使う道具が何かよりも、やはり出来上がりがどうか、途中の検査工程(試写⇆修正)をどう設けるか、ということを僕らは考えて、ベストな制作工程を組み立ていると考えてくださると嬉しいです。

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