テレビ離れがささやかれる現代ですが、幅広い層への興味喚起に最も影響力のあるメディアとして、CMが高く評価されています。
テレビとネットの連携を軸にした、多角的なCM活用の手法も注目されています。CM企画制作を成功させるために知っておきたいキーワードをご紹介します。
CMは15秒～30秒という短時間で視聴者に好感を持ってもらい、記憶に残すことがポイントになります。企業広告においては「何を伝えたいか」というメッセージそのものが重要な要素です。商品PR・企業PRであってもその特徴や機能と同時に、背景にある企業のメッセージを伝える方が訴求力は高くなります。
人は、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚で情報を得て自らの欲求を生み出します。CMは視覚と聴覚に直接働きかけるものの、嗅覚・味覚・触覚を実際に感じることはできません。そこで視覚効果を最大限に発揮することにより、五感全てに訴えかけるCMが求められます。例えばケーキなら、フワッとしたスポンジの柔らかさやチョコレートの甘い香り、生クリームのなめらかさなどをクオリティの高い映像で表現することがポイントです。
商品やサービス自体は似たり寄ったりで差別化が難しく、多くの消費者は企業イメージで選ぶ傾向が見られます。不特定多数の人が視聴するCMで差別化を図り、企業イメージ向上につなげることが重要です。最近では、一度見ただけで心に残るようなドラマ性のあるCMも話題になることが多い傾向にあります。自社商品・サービスのアピール部分を明確にした上で、それを最大限に引き出す構成・キャスト・音楽などを考慮しましょう。
テレビで放送された番組をネット上で再視聴できるのが、キャッチアップ配信です。地上波放送と同様に番組内でCMを放映するため、リアルタイムで視聴できなかった消費者を取り込める可能性が高いと注目されています。また「この番組を見よう」という視聴者のモチベーションが高いため、番組内で流れるCMに対しての反応も高い傾向にあるのです。
視聴中の番組の内容に応じて、モバイル上の情報が連動するシステムです。番組内のゲームに参加したり、投票したりする取り組みが代表的です。CMを見た視聴者がセカンドスクリーンを利用し、商品情報やWEBサイトのリンクにアクセスする仕組みがあれば深い広告接触や購買行動に結びつきます。CMで見た商品名が思い出せない場合、セカンドスクリーンを利用することで情報にたどり着けるという活用法もあります。
CMといえばテレビ放映が中心でしたが、今後は新たな取り組みによりネットでの有効活用が期待されます。弊社ではテレビ・WEB放映用CMをはじめ、商品PR動画・イベント映像・リクルート・プロモーション企画などお客様のニーズに合わせた作品をお届けする映像制作会社です。東京・名古屋を拠点に、人々を惹きつけるハイクオリティな映像をご提案します。東京・名古屋で映像制作会社をお探しの企業様、是非お気軽にお問い合わせください。