映像制作の演出手法としての「緊張と緩和」

プロモーション動画には様々な演出方法がありますが、企業PRや商品プロモーションに使用する定番となっている方法の1つに「緊張と緩和」という手法があります。今回は映像制作の現場でも良く使われる「緊張と緩和」についてご紹介します。

「緊張と緩和」とは

元々落語で観客の笑いを誘う方法として常套的な手法です。人間は極度の緊張状態が続いた後に、その緊張が解れるようなできごとに遭遇すると、笑いを堪えることが難しくなります。例えば、普段はとても怖い会社の社長が、真面目な内容のスピーチ中に言い間違えたり、つまずいて転んだりといった状況は、まさしく緊張と緩和が交互にやってくる状態です。

落語や笑いに限らず映画やドラマの演出手法としても、「緊張と緩和」の手法を取り入れた場面は数限りなくあります。何が起こるか分からない極度の緊張状態で観客の注意を引きつけ、映像に集中させることができる有効な方法だからです。
ときには劇場で漫才やコント、落語をご覧になり「緊張と緩和」の極意を感じ取ってみてください。

プロモーション動画にも応用

商品や企業様のプロモーション活動の中では、注意を引きつける方法が必要とされます。つまり、「緊張と緩和」の手法を企業PRで企画制作するプロモーション動画にも取り入れると、効果的な演出が可能になります。特にWEB動画は再生時間が限られているということもあり、いかに短時間でユーザーの視線を集めるかが勝負です。

その際に「緊張と緩和」は、スムーズに視線を集める有効な方法として、役立ってくれるものです。また、WEB動画よりも再生可能時間が長いDVD制作・ビデオ制作の場面では「緊張と緩和」の手法を何段階かに発展させて応用することで、内容に厚みのある演出をすることができます。

弊社は名古屋・東京を拠点にして企業PRに役立つプロモーション動画作成やプロモーション・企画制作マネジメントも承っています。
興味をひくプロモーション動画の演出で、広告の枠に捉われない企業PRをサポートいたします。

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